憐憫に手を伸ばす

私は捨てられた人形に

憐憫に手を伸ばす

 

私は貴方と同じだと思うと

憐憫に思う…。

 

でも…

憐憫な人間に憐憫と思われても…ね。

 

人は憐憫な瞳を私に向けていた。

私は…同情なんてして欲しくなかったし、

自分が憐憫な人間だ何て認めたくなかった…。

 

でもしょせんは

憐憫人形。

 

憐憫な人形は一生死ぬまで憐憫な人形で入なくちゃいけない。

そして私は

憐憫に目を背けた

憐憫に手を伸ばす

のをやめた理由。

 

同じ気持ちを味あわせたくないから…

同じ同類という事を認めたくなかったから…

でもそれでも私は…

 

 

 

 

憐憫に手を伸ばす…

 

※憐憫-れんびん-可哀想に思うこと。哀れに思うこと。あわれに。れんみん。「----の情」